夫に保育を任せてみた

今年のお盆は奇跡なのか夫が頑張ったのか、なんと5日も休みだった。

夫自身も言っていたが、お盆にこんな連休は入社以来初めてのことらしい。

今年は特別、年明けからずっと忙しかったので、連休をとって休めるというのは本当に良かったことだ。

 

ところで私は職場復帰して1ヶ月以上経った。

夏の暑さでしんどいなと思うこともあるが、体力的には随分戻ってきている。

しかしながらサービス業、盆も土日も関係ない。

現在は保育園の都合上、夫が休日出勤になる確率が高いという都合上、土日は完全に休ませてもらっている。そうしないと土日に息子を保育できないからだ。

サービス業ではそうそう貰えるものではないのはわかっているので、本当にありがたい。

 

保育園はお盆もしているそうだが、夫もやる気だったので、保育園は休ませて、家庭保育をしてもらうことにした。

 

夫の育児参加度は、息子が生まれてからずっと高い位置にあると思う。

夫が家にいる時は私が世話する必要がない。手を出すのは補助か助言か料理だけだ。

普段は仕事で毎日午前様だったので、休日くらいしか育児はしていないが、最長でも2日。しかも必ず私がいる。

はじめての私がいない保育を每日7時間程度、3日以上するのだ。

しかもそのうち1日は夫の実家に二人で行く。最長12時間の初めての冒険だ。

 

とはいえ世話に関しては冷凍離乳食さえ用意しておけば、あとは全てできる夫なので、さほど心配はしていなかった。

結果としてはちゃんとお世話してくれていた。息子と二人きり、さぞ楽しかったことだろう。

 

 

元々夫は放任主義というか人任せというか興味がないというか…

良く言えば妻の自由を認めてくれている人なので、私が産休育休復帰の話をしても「うん」としか言わなかった。

そもそも保育園に入れることも好きにしたらいいよの世界の人だったので、まあこちらとしては非常に楽なのですが、妻や息子に対してこうしてほしいとかああしてほしいとかないんだなと。

結婚してからもどういう風に働いてほしいだとか、家に入ってほしいだとかそういうのもなくて、聞いても特にないとか言うし、今思えば最初からそういう人なのでしょうね。

 

 

私はほどほど愚痴を夫に伝えているのですが、育休中の自分の生産性のなさに辛くなったこと、子供と二人きりで每日エンドレスだと息が詰まる事もちゃんと伝えていました。

夫の盆休み最終日、息子が寝ついてから夫は言いました。

ずーっと二人きりで息が詰まるの意味が自分もわかったと。夫が二人きりの保育をしたのは一週間に満たない日数だけど、これが何ヶ月も、1年も続くと辛いだろうなと想像できると。

そう言っているのを聞いて、良い父親で夫だなと思いました。